かな入力のタイピング速度を測る
条件を選び、表示された日本語をかな入力で打つと、一回の入力の速度と正確さを確認できます。Typekuteのこのテストは日本語のかな入力版です。測定する前に入力方式を合わせ、終了後はWPMだけでなく、入力全体の速度と正確さ、測定した条件を一緒に読みましょう。数字は今回の入力を振り返るために使い、違う入力方式や違う条件の結果と、そのまま同じ尺度で比べないようにします。
テスト時間を選ぶ:測定の手順
測りたい内容に合わせてモードと条件を選び、入力方式を確認してから始めます。同じ条件で測り直したい場合は、開始前に設定を確かめておきましょう。
- かな入力に合わせる。 端末の日本語入力をかな入力に設定します。この版を選んだことだけで端末の設定が変わるとは考えず、現在の入力方式を確認してください。
- 終了条件を選ぶ。 時間、単語数、カスタムの条件から、今回の目的に合うものを選びます。時間内の入力を見るのか、決めた量を終えるまでを見るのかを先に決めておくと、結果の意味が明確になります。
- 難易度を確認する。 時間制・単語数制では、やさしい(easy)、難しい(hard)、チャレンジ(challenge)から現在の設定を確かめます。前回の結果と比べる場合は、難易度もできるだけ同じにします。
- 表示された日本語を入力する。 端末の入力機能で変換候補を選び、文字を確定します。入力途中のかなと、確定した日本語の出力を区別して進めます。
- 結果と条件を一緒に読む。 WPM、raw、正確さを確認し、どこで迷ったかを振り返ります。手順が曖昧ならレッスンへ、文章を続けて入力したいなら練習へ進めます。
15秒、30秒、1分、2分の時間制テスト
時間制のプリセットは15秒、30秒、60秒、120秒です。60秒は1分、120秒は2分に当たります。短い設定で現在の入力を確かめたい場合と、もう少し長い時間入力を続けたい場合で、選ぶ条件を変えられます。どの長さでも、比較するときは同じ時間を使ったかを確認してください。
時間制は、選んだ時間の中で入力した内容を測る方式です。文章を読み始める位置や入力した内容が変われば、同じ時間でも体験は変わります。一回の数値だけで、いつでも同じ速さで入力できると判断する必要はありません。今回の条件と、入力中に迷った場面を合わせて見ます。
短い時間では、開始時の読み取りや変換の迷いが結果の印象に影響することがあります。だからといって、短い設定の結果を無意味と考える必要はありません。短い条件で確認した結果として読み、長い条件と比較するときには時間が違うことを覚えておきます。時間を変えて測ることと、同じ条件で測り直すことは別の目的です。
時間が終わった時点で最後の単語が未完成でも、条件を満たす正しい先頭部分がWPMの計算に加算される場合があります。最後まで終わった単語の数だけからWPMを逆算せず、画面の結果を確認してください。ここでいう単語の扱いは測定上の区切りで、日本語の辞書に載る語の数をそのまま数えるという意味ではありません。
3分、5分、10分はカスタム時間で設定する
3分、5分、10分で測りたい場合は、カスタム時間にそれぞれ180秒、300秒、600秒を設定します。これらは15秒、30秒、60秒、120秒のプリセットとは別です。設定後は、今回の時間が意図した値になっているかを確認してから始めましょう。
長い時間を選ぶ目的は、同じ入力をより長く続けたときの様子を確かめることです。長い条件を選んだだけで、より正しい能力評価になるという保証ではありません。途中で読み取りに迷ったか、変換候補で止まったか、入力の流れを維持できたかなど、その条件で起きたことを振り返ります。
前回が1分、今回が5分であれば、時間以外にも入力した内容の範囲が変わります。今回の結果が低くても、すぐに練習が後退したと結論づけず、条件が違うことを確かめます。同じ時間で測り直す目的ならカスタム値をそろえ、時間による違いを見たい目的なら、その違いを記録して読み分けましょう。
単語数制と自分の文章を使う設定
単語数制のプリセットは10、25、50、100です。時間で区切る代わりに、設定した量を入力する条件を選べます。この数を、日本語の音節数や押すキーの数と同じものと考えないでください。測定で用いる区切りと、WPMに使う計測単位は区別して理解します。
自分の文章を使う設定では、時間制限、単語数の制限、制限なしを選べます。入力したい文章を用意し、今回の終了条件を確認してください。制限なしは時間のプリセットの一つではありません。自分の文章を使うことと、終了条件を選ぶことを別々に確認すると、意図と違う設定で始めることを避けられます。
自分の文章で測る場合も、比較するなら文章と条件を意識します。例として、短い日常文を使った結果と、記号が多い文章を使った結果では、読む内容が異なります。これは比較の考え方を示す例で、特定の文章が必ず高い数値になるという説明ではありません。同じ内容で測るのか、別の内容への対応を見るのかを決めて使いましょう。
単語数を変えた場合も、一回の結果が表す条件は変わります。10の設定と100の設定を使った結果を並べるときは、入力した量が違うことを確認します。短い条件で始めたい場合は短い条件を、決めた量を続けて入力したい場合はその量を選びます。大きな数を選ぶこと自体を、上級者である証明と考える必要はありません。
かな入力の結果を確認する:WPMとraw
WPMは、加算対象となる正しく入力した単語の計測単位を5で割り、さらに経過時間を分に直した値で割って求めます。時間制では、最後の未完成の単語の正しい先頭部分が、条件を満たすと加算されます。かな入力のすべてのキー操作を数えているわけではなく、日本語の音節数や辞書上の語数を一分当たりにした値でもありません。
計算に使われる単位は入力プロファイルによって決まります。画面に見える一文字と、押した一つのキーが常に同じ単位になるとは限りません。かなのキー操作や変換候補を選ぶための操作があっても、その回数をそのままWPMの分子に足すという意味ではありません。入力方式が変われば、結果を読むための前提も確認する必要があります。
rawは、正しい入力、誤入力、余分な入力を合わせた計測単位を5で割り、さらに経過時間の分で割った入力全体の速度です。WPMとrawは数えている対象が異なります。rawが高いことだけで、対象の文章を正しく速く入力できたとは判断せず、WPMと正確さも一緒に確認しましょう。
数字の差が気になったら、入力中の具体的な出来事を思い出します。速く押したものの別の文字を確定したのか、余分な入力が入ったのか、対象を読み直すために止まったのかを分けて考えます。WPMとrawの違いは、どの数字を見ているかを理解するための手がかりであり、結果の差だけから原因を一つに決めるものではありません。
正確さはキーの総数と同じではない
この日本語入力の正確さは、文字の確定後に判定される入力の試行のうち、正しかった試行の割合です。変換中のキー操作を一回ずつ、そのまま判定回数と考えないでください。入力している途中の状態と、判定された出力を区別して結果を読みます。
誤った文字を入力してから修正した場合、見た目の文章が正しくなっても、それまでの誤った試行がすべてなかったことになるとは限りません。正確さを「最後に残った文章に誤字がない割合」とだけ考えると、修正後の結果を読み違えます。入力の経過の中で判定される試行を含む値として確認しましょう。
たとえば、対象と異なる文字を確定した後で直したという場合、最終的な文字と、途中に起きた誤りは別の事柄です。これは仕組みを理解するための例です。修正に使ったすべてのキー操作が同じように加算されるという意味でも、他の言語の入力方式と同じ計算分岐を使うという意味でもありません。
正確さを確認するときは、入力した結果だけでなく、どの場面で確認を飛ばしたかを振り返ります。対象を読み違えたなら読み取り、候補を誤ったなら変換と確定の確認が次の課題です。数字を見てから具体的な操作に戻ると、文章練習で何を意識するかを選びやすくなります。
結果を次の練習につなげる
前の結果と比較するときは、言語と入力方式、端末、モード、時間または量、難易度をできるだけそろえます。設定を変えた場合はその違いを確認し、数値の変化だけで入力能力が変わったと結論づけないようにします。条件をそろえることは比較を整理する工夫であり、結果の再現性を保証するものではありません。
文章の途中で読む作業や変換の操作に迷った場合は、日本語のかな入力のタイピング練習で文章を続けて入力できます。基本の説明やキーの操作が曖昧なら、かな入力のレッスンに戻って確認します。テストを繰り返すだけで、説明が必要な問題まで解決するとは考えないでください。
レッスンの結果と星には、テストとは別の評価規則があります。WPMの計算式をレッスンへ当てはめず、各画面の結果をその役割に合わせて読みます。学習した内容を確認すること、文章の中で使ってみること、測定の条件をそろえて結果を見ることを、それぞれ必要な場面で使い分けましょう。
よくある質問
1分のテストはどの設定ですか?
時間制の60秒を選びます。プリセットには15秒、30秒、60秒、120秒があります。前回も1分で測ったなら、今回は時間だけでなく、入力方式や難易度も確認してから始めましょう。
5分のプリセットはありますか?
5分は時間制プリセットとは別のカスタム時間です。300秒に設定して使います。同様に3分は180秒、10分は600秒です。入力した値が意図した時間になっているかを確認してください。
かなを入力するキーの回数がWPMになりますか?
いいえ。加算対象となる正しい出力の計測単位を5で割り、経過時間の分で割った値です。日本語を入力する途中のかな入力の打鍵数、日本語の音節数、辞書上の単語数とは区別してください。
誤字を直したら正確さは元に戻りますか?
すべての誤りが消えるとは限りません。この版では判定された入力の試行をもとに正確さを求めるため、最後の文章が正しくなったことと、途中の試行がすべて正しかったことは別です。修正後も結果を確認して振り返りましょう。
自分の文章を時間制限なしで入力できますか?
自分の文章を使う設定では、制限なしを選べます。時間制限や単語数の制限も別に選べるため、文章と終了条件の両方を確認してください。制限なしは60秒などの時間プリセットとは別の条件です。
rawだけを見て前回と比較してもいいですか?
WPMと正確さも一緒に確認します。rawは誤入力や余分な入力も含む入力全体の速度で、正しい入力がどれだけ加算されたかを示すWPMとは異なります。比較するときはモード、時間、難易度などの条件も確認しましょう。